yoralyの日記 from UK

【現在はnoteに引っ越しました】日本で生まれ育ち、高校生でアメリカ留学を経た現イギリス大学生がいろいろ発信します。

【32】らーめん大好き学生がラーメンを説く!

ラーメンラーメン!

みなさましばらくぶりですyoralyです!

もうそろそろ渡英するはずだったのですが東京五輪とかコロナの影響でビザ発給が遅れているようで、出国を延期せざるをえなかったのでもう数日間日本に居候させていただくことになりました。

じゃあなにするのっていったら、、、rrrrrrラーメン食べるっしょ!(巻き舌で読んでくださいな)

そんなラーメンにつけてはことさらエンゲル係数の高い、まだ節約の大切さを真に理解できていないかラーメン好きすぎて節約の心を保てない私が、私なりにラーメンの魅力を紹介しようと思います。(そうはいっても拉麵以外での出費は交通費を除いて相当少ないと思う。でもラーメンも食べ過ぎては家計的にいけませんよね。)

 

 

ラーメンの構造

まあ一から話すとしたらラーメンの歴史、発展(中国から来たらしくて初めて食べた日本人は千利休らしくて、安藤百福さんがカップラーメンを発明してetc)からなのですがあまり食指をそそらないと思ったのでそこは割愛いたします。代わりにベーシックなラーメンの構造と称しましてラーメン具材を紹介して、お気に入りのラーメン屋さんを発表いたします。

スープ

ラーメンの構造を支える要素は諸々ありますが、その中でラーメン全体の出来栄えを大きく左右する2強がおります。それは言わずもがなか、スープと麺であります。この二つは体積や重量的に一杯の中でも大きい比重を占めていますし、この2強に異論を唱える方がいたらぜひその理由をお聞かせくださいと言わんばかりです。(本当にいらっしゃったらぜひ教えてください!興味があります!)特にスープは提供時点ですでにほとんどの具材に絡んでいるものですので、一杯の味のベースを決めるものです。ここまで書けば、スープの重要性を感じていただけるでしょうか。

 

そして重要であるがゆえに、ラーメンの種類を色濃く分けるのも基本はスープになります。醤油、塩、味噌、魚介、豚骨、白湯とかタンタンメンとかなら胡麻味噌とか、まあたくさんあります。豚骨&魚介とか複数種類ブレンドしたスープもあります。名店のスープを許可取って模倣する店とかもあるので一概には言えませんが、どこのラーメン屋さんもこだわりを持ってスープを作っているので、お店ごと、ラーメンごとに違う味わいが楽しめます。

 

後ですね、油にもバリエーションがあります。ラードとか香味油とか。スープに油が加えられている場合油はスープ上層部に集まるので、レンゲでスープの上層部だけ掬い取れば油のおいしさが、少し下まですくうと油とスープが程よく混ざり、最後に油をどかしてスープ単体でいただくと、それはそれでまた新しい味わいが生まれたりするんですよー。

本当においしいスープは他の具を食べつくした後に何度もレンゲでとって味わってしまいます。そんなときに前述の三通りの味わい方をすると飽きにくいのでお勧めです。(しかし油は割と自然と序盤ですくいつくされてしまうので注意)

ラーメンの構成要素の二強のもう一つがこちら。Noodleであります。小麦粉を原料とするものが一般的であると思いますが、中には全粒粉verとか卵麺とかもございます。つけ麺の時とかはよくわかりますが、スープに浸けず麺を数本だけ噛み締めてみると風味がよくわかります。(←これは別においしい!ってなる食べ方じゃないのですが、風味を味わえるよってお話でござんす)

 

それから麺の形状にも多様性あり。〇い麺がよく見かける形ですが、まあ〇があれば◇もありますし、だからって△は見たことがないです。手もみ麺は麺の表面が凸凹しているのでスープが絡みやすいし、つるつるで〇であればのど越しがよいだろうし、麺を堅めにして提供すれば心地よい噛み応えを感じられたり、麺の工夫でも味わいや感じ方を大きく変えることができます。

麺はラーメンの中のメインディッシュですので、麺が自分好みだとずるずる行けますね!

加えてすすりについて。(とりわけ外国では)あまり行儀のよいこととはされていませんが、麺を空気と一緒に勢いよくすすることで鼻腔の方にもラーメンの風味が回ってよりおいしい感覚が増すんだそうです。普通にのど越しいもいいですし、日本のラーメン屋さんなら許される行為だと思います。特別注意書きがなければ、周りの人に特別とがめられなければ、私はすすります!決して安くないお金も払っておりますので、おいしくいただくのが一番!

海苔

ここからは少し簡素な解説で。海苔はほとんどの場合は器の斜面に沿わせて提供されるので、スープに浸けずに焼きの匂いを感じつつ?いただくことも可能ですし、スープをたっぷり吸わせてもぐもぐいただくもアリです。私は後者で食べてます。前者だと、箸だけで切り分けるのが難しいのもありますし(おまけに一口で一枚丸々食べたくはないし)、湿った海苔も好きという理由からです。

メンマ

十センチあるかないかのメンマまたはしなちく。中には2,30センチのロングバージョンを入れているお店もあります。噛み心地、味付け共にいいアクセントになる具。初めてラーメンにメンマを入れた人はよく入れること思いつきましたよね。何も知らないと少し結び付けがたいラーメンとメンマ、でもいざ出会ってみると割と仲が良くなった。面白い組み合わせです。

 

ねぎ

ねぎもメンマとともにいいアクセントになる具ですが、ねぎの方は結構店のこだわり(もしくは非こだわり)が見えます。新鮮さとか、切り方(薄さ、大きさ)とか、ちゃんと柔らかい白い部分を使っているかなど。まあ私は袋ラーメンのトッピングでねぎ入れるときは勿体ないので青い部分も入れます。だからおいしさ重視なら白い部分だけにするのもいいのですがfood wasteを考えると青い部分もお店の運営のどこかで使っていただけたらなーとジレンマを抱えています。出汁とるために使えるといいな。

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これはねぎ追加してるのですが、どんとおいしいです。大量にありますが、すべてスープの海に浸して味をかみしめます。青い部分もあるけどおいしい、大切に育てられたねぎさんだからでしょうか。
チャーシュー

これはスープと麺の次に存在感ある気がします。鶏肉、豚肉、これが真空低温調理されていたりレアで調理されていたり。時にはカモ肉が出てきたり(臭みゼロ)、タラの身が入っていたり、もうおいしければ何でもありです。私はチャーシュー単体で食べるとそのうまみに耐えきれないのでいつも麺、スープとあわせて、時には味玉やメンマとも合わせていただきます。

味玉

味玉。それはまた別の料理。なんかよくも悪くも、ラーメンとは少し独立しているような気がするのです。素晴らしい半熟状態でとろーりあふれてくる黄身とふわふわの白身とか、しっかり下味がしみこんでいて味わい深い卵とか。昔ながらのお店ほど、がっつりゆで卵みたいなものが入っていたりします。チャーシューと合わせるのが一番好きですが、何分食べどころが難しい。みなさんにこだわりの味玉の食べタイミングあれば教えてください。

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復習のためにこの一杯をご覧ください。海苔がスープからはみ出ていて、半熟味玉がのっていて、メンマがあってねぎがあってチャーシューも、おまけになるとも!そしてそそるスープと麺。お手本みたいなラーメン構造の一杯。

お気に入りの一杯s

最後にお気入りのラーメンを少し紹介して終わります。

 

No. 1 中華そば 青葉

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つけ麺

開店当初は屋台であったこのお店。今では東京でのれん分けがたくさんされています。本店は中野。つけ麺とらーめんがありますが、割とつけ麺の注文の方が多い印象。ベースは動物系スープと魚介スープを混ぜたダブルスープ。味変として柚子唐辛子がありますので、少しずつ入れてぴりり、味わってみてください。

 

No. 2 満鶏軒

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カモを良く感じるには塩味がいいと思いますが、個人的お気に入りはしょうゆ味!おしとやかに口に広がる濃密な醤油です。

鴨の出汁、それからフォアグラ油を添えた一杯が特徴のこのお店。鴨ベースでラーメン、つけ麺共に塩、しょうゆ味に派生しています。鴨ねぎと言わんばかりに、鴨肉と、ぶっとい焼きねぎを合わせていただきましょう。ちょっと焼き鳥みたいな味わい!鴨肉の臭みはゼロです。驚きです。(もしくは私の舌の繊細さが足りず臭みを知覚しそびれているやもしれんが)ここはそのベースの味わいも素晴らしいですが、麺が!麺がうまいのです。脂が程よく絡んでちゅるちゅるいただけるのはもちろん、噛み心地もとてもいいぷつぷつ、噛むのが楽しいです。おなかに余裕がある方は最近の新レギュラーメニューのフォアグラ和え玉を追加!これでもかとうまみのコクが勢いを増しますよ!

 

No. 3  赤坂味一

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チャーシュー麺。麺が平均より多いので大盛にするときはお供のチャーシューを増やすのは割と有効な判断。

煮干しラーメン一押し!赤坂味一。煮干しと言えば大勝軒でしょという方もいるとは思いますが、私は味一の方が好きです。煮干しベースのしつこくないけどコクも忘れてないスープに柔らかめの中太麺が潜んでいます。というかもう隠れてません。これがまたうまい。一口一口味わうのではなく、割と次から次へとすすりまくるのに適したずるずる麺でございます。ねぎとかチャーシューと合わせて放り込んでください。
サービスが昔から良くて、麺がもともと多めなのです。そして安いのです。いつお邪魔してもお客さんがいます。いなくても後からやってきます。大勝軒もそうですが、老若男女に愛されている一杯です。兄なんかはここが大の大好きで、営業していれば(今は休業したりしてますが)一週間に2回は行っています。(兄もエンゲル係数がっちがちに高い。ほぼラーメンだけにお金使ってるけどその頻度が尋常ではない、おらの言えたことではないが)それだけ行っても全然飽きない、長期的に愛せるお店です。

 

おいしかった!

最後のお店紹介なんて書いてるだけで食べてるときの味わいがよみがえってきておいしい思いをしました。ごちそうさまでした!

 

とこんなわけで私は大のラーメン好きで、あまり知識はないけど経験は19歳にしては豊富だと自負しております。ですのでラーメン好きな方いたら少しでも語らいましょう!

そしてラーメンもいいけど、貯金や自分の所持金を使いすぎないことも大事ですので、頻度が高くんりすぎないように注意しようと思います。ですが、、、

今後数年間はイギリスで生活しますし、少なくとも日本にいられるの夏の間だけになるので、帰国中はせっかくだからラーメン思う存分食べるしかないっしょってなって頻度高くなる予感しかしませんね。その分イギリスでは頑張って我慢しましょう!食事への出費を見越してしかと


バイトせんと。

 

そんなわけで今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

みなさまにおいしいラーメンの幸がありますよう。

今後もご自愛ください。