yoralyの日記 from UK

【現在はnoteに引っ越しました】日本で生まれ育ち、高校生でアメリカ留学を経た現イギリス大学生がいろいろ発信します。

【45】イギリス生活、その最初の3カ月をたくさんの写真と振り返る

イギリスに来て3カ月が経ちました

こんにちは、yoralyです!今年も残すところあと数日、なんて月並みなことを言いたくなりますね。月並みというかある程度事実なのでそこは奇をてらった言い方などせんでいいのですが。

 

今回は9/26に来英(来日のイギリスバージョン)してから3カ月丸々過ぎ去ったということで、その間私がどう生きていたのかを簡単に振り返りまとめておこうと思います。実はすでにまとめてあります。というのも高校の恩師にメールで近況報告(あとは海外大学を志望する後輩が参考にできるような体験談として)を行ったからであります。ちゃんと見直しして言葉選びも慎重なのでいつも以上に堅苦しいかもしれませんが、とりあえずその近況報告をベースにぱしぱしセクションごとに私のイギリスでの様子をお伝えしていきます!写真は全て純イギリス産です!

そしてもうご存じの方にはしつこいですが、YouTubeでは等身大の日々をお伝えしているので是非見ていただきたいです!(宣伝です)

www.youtube.com

ロンドンという街

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右が伝統、左が革新、そして間を夕日がとりもつ。

ロンドンには心躍る景色や目新しくもおいしい料理が一杯あり、それらがロンドンに住む人の温かさやユーモラスさに支えられてます。こじゃれたレンガ造りの建物が続いたかと思えば唐突に現代的な建物が現れたり、歩いてるとちょっと危ない葉っぱの匂いがしてきたりもします。周りに人がいるときは臭いなーくらいしか思いませんが、人気のないところでそんな場面に出くわしたならすぐ周りを警戒してなるべく早くそこから立ち去ります。そういうところは正直怖いです。

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ストリートフードの一角。男性も、鉄板も食材もとてもヨーロッパ。(ちゃんと許可いただいてます)

通っている大学

そしてUCL(私の大学です!)にはTEDxやセクシャルマイノリティを存分に表現する演劇など、課外活動の機会がたくさんあり、私は結構積極的に参加しています。学業では心理学や社会学を通して日々社会の見方を養いながら(社会科学専攻です)課外活動で実際に行動力をつけていくという、バランスの取れた大学の過ごし方ができています。本当はもう少し課外活動に精を出したいですが。。。

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大学教授間で性別や人種による給与の差があることに反対するストライキ。に参加して、ストライキの内容を載せたビラを道行く人々に配ってました。今度動画にします。

ちなみに心理学も社会学も人間をより深く理解できる理論がたくさんで面白いです。心理学でよく覚えてる学びとしては、会う回数多いほど、また一緒にいる時間が長い相手にほど好意的な印象を抱きやすい傾向があるってやつです。あと集団で議論していると個人で考えてるときよりも結論が極端(過激)な方向に向かいやすいって戒めもありました。理由の一つは他の人が擁護してくれると威勢が良くなってつい強い主張になっちゃうって感じ。社会学の方からは、人はhomophily、つまり文化や言語、人種、趣味、性格などの共通点を多く持つ人とつるみがちだとか、誰もが、(自分がどう思うかに関わらず、)他者から勝手に押し付けられるステータス(人種、性別など)と、そのステータスから生まれる社会的な期待(女性は家事、男性は仕事とか、白人だから他の肌色の人よりも手厚くもてなしてもらえるとか)をまとって生きている、などなど。これを踏まえてちゃんと実生活にも生かせるような課外活動を企画したいものです。

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図書館の勉強スペース。広々。ここみたいにコンセントがない場所も割とあるのでそうすると充電的に長居できない。できればコンセントは完備して頂きたい。

出会える学生の多様さ

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寮のみんなとミニ料理したとき(動画化してます!)。左からロシア、中国、日本(おら)、マレーシアのみんな。

それから出会う大学生がとても多様です。同じ学年だけでも米英露韓中仏アフリカ、マレーシア、ベトナムトリニダードドバゴ、フィリピンなど、、国籍がたくさん。他にはジェンダーの観点でいえばレズビアンの方も知っていますし、あとは社会的階級で見ても上の方の人(SNSの投稿で見る食事や娯楽が豪華)から苦労して高額の授業料を払っている方まで。様々な点で多様性に富んでいる環境です。私は上か下かの二択だったら間違いなく下だと思います。

 

以上の三点、ロンドン、大学、大学生のおかげで非常に刺激と学びにあふれた日々を送れています。今後は良くも悪くもそういった刺激にある程度慣れてくるので、そのうえでいかに行動のモチベーションを保ち、ともすれば上げていけるかが課題になります。

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ストーンヘンジに続く道。その広大な空間に包まれこのポーズ。

それらを踏まえて

たった3カ月でも日本では得られない価値ある経験をたくさんすることができましたので、短期間でも留学はとてもお勧めしたいなーと思います(イギリスに限らず。自分の知らないところに発見はある)。大事なのは、留学している間は極力自分が安心できるテリトリーから抜け出し続けることです。今日はいつものメンバーではなく気になるあの人とランチ行ってみようとか、寮の近くはだいぶ探索したからもっと遠くの大きい公園を散歩してみようとか、とにかくcomfort zoneから出て行動した分だけ、自分の成長につながる学びや発見があると思います(これは国内外両方に当てはまりますね)。 ただしあまり無理すると心が疲れちゃうので、たまにはcomfort zoneで休養を取ってください。

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ロンドンには緑地や公園がたくさんありますので、稀に晴れた日にはそこでゆっくりしていってくださいな。

最後に

こちらに来て様々な刺激を受けた結果、自分で何かイベント開催なり団体発足など、形に残る社会貢献をしたいという強い気持ちが生まれました。多分自分には、小さくても世界を変え、良くする実力があるんだと結果で自他に示したいんです(実際に実力があるのかはわかりません)。

そういった背景もあり、今後オンラインや、夏に帰国するタイミングでどうにか母校に貢献出来たらいいなと考えています。まだアイデア段階ですが、母校卒の大学生と交流できる会とか、自分なりに勉強をする意味を考える機会を設けるとか、私だからこそできることを実現出来たら大変嬉しいです。

さて、冬休みはエッセイ4つでため息が出ますが(エッセイの大切さは認めていますが、長期休みに宿題は本当に欲しくないのです)、どうにか自らを律し、克己し、そういったプラスアルファも進めていきたいです。

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ラストは暫定お気に入りのロンドンのらーめん。金田屋。食べる様子は動画化済みです!

今回も最後まで読んでくださり、どうもありがとうございました。

今後も、来年もどうぞご自愛ください。